マニュアル
・A4用紙1枚に印刷する場合は、特に設定の必要はありません。
・印刷時にA3やB5サイズ等を指定すれば自動的に拡大縮小されて印刷されます。
・定型用紙以外(写真や封筒、あるいはポスター印刷やタックシール等)への印刷は「用紙設定」で設定してください。
・【はりの助】は枠(文字枠・矢印枠・画像枠)を用紙上に並べる感覚でレイアウトします。
この枠は透明なシートに文字や画像が描かれているとイメージして下さい。
・描かれている部分が重なったときは下にある部分は見えなくなります。枠の上下は「基本パネル」の4つのボタンで行います。
・枠は全部で100個まで作成できます(正式メニューにはありませんが200まで増やすことができます)。
・「枠作成」のボタン(画面右上部にある基本パネルの左上)を押して新規枠作成ダイアログを開きます。
・このダイアログで矢印枠も画像枠も作成できます。
・そのまま文字を入力すると中の大きなボックスに文字が表示されていきます。
・他のソフトの文字をコピーして貼り付けることもできます。
・初期設定ではエンターキーを押すと改行します。
・文字の入力が完了したら「OK」を押して次の操作に進みます。
・好みにもよりますが、エンターキーに「OK」ボタンの役割を持たすと作業効率が上がります。
・メニューの「設定」→「オプション」でエンターキーの役割の変更が行えます。
その場合は、Ctrl + Enter(コントロールキーを押したままエンターキーを押す) が改行になります。
・文字の変換は一般的なソフトと同じです。
・入力した文字が反転状態のときは変換中です。
この状態で「OK」ボタンを押すと、変換中の文字は無視されます。
変換中の文字がある場合は、エンターキーで確定してください。
・作成したい枠の位置と大きさをドラッグで指定します。
・ドラッグをせずにクリックだけになった場合は、小さな正方形で枠が作成されるので、サイズを変更してください。
・枠が縦長の場合は横書きに、横長の場合は縦書きになります。
・これは「操作パネル」「文字基本」タブの「文字方向」で指定できます。
・「基本パネル」の「文字編集」で編集画面が開くので、そこで編集して「OK」を押すと反映されます。
・入力した文字が多い場合はドラッグした枠の縦横比で勝手に改行されます。
・改行するかどうかは「文字基本」タブの「自動改行」のチェックボタンで変更できます。
そのボタンの右の数値で、改行する位置を指定します。
・枠をクリックしてそのままドラッグで移動できます。
用紙から完全にはみ出さないように、数ミリは残るようになっています。
・4角のハンドルか4辺の中央のハンドルで拡大縮小します。
辺のハンドルは上下か左右に、角のハンドルは上下左右を一度に変更できます。
・4角のハンドルでは、画像枠は縦横の比率を保ったままになります。
・シフトキーを押していると、画像枠は比率に関係なく変更できます。文字枠と矢印枠が比率を保ったままになります。
・ひとつひとつの枠は透明なシートに文字や画像が描かれているイメージです。
・選択している枠の順番を変えるには次の4つのボタンを使用します。
「最上」 文書にある全ての枠の最も上へ移動
「一上」 選択している枠の一つ上の位置に移動
「一下」 選択してい枠の一つ下の位置に移動
「最下」 文書にある全ての枠の最も下へ移動
・右クリックメニューでは、位置を番号で指定して移動することもできます。
・枠を直接クリックするか、「基本パネル」のリストで選択します。
・「TAB」キーを押すと一つ上の位置に移動します。
「シフトキー」を押したまま「TAB」キーを押すと一つ下の位置に移動します。
・「枠操作」タブの右下にある縁の中の矢印を回転させます。
・数値で指定することもできます。
・角度は0.1ミリ単位でします。
・枠は複製することができます。位置以外の書式情報も複製されます。
・同時に起動している他の【はりの助】の枠も複製することができます。
名称や住所等のよく使う枠は一つの文書にまとめて保存しておくと便利です。
・コントロールキーを押したまま「基本パネル」の「コピー」ボタンを押すと、位置情報も含めて(全く同じ位置に)複製されます。
「コピー」ボタン以外でも、右クリックメニューの「コピー」か Ctrl + C でもコピーできます。
・右クリックメニューの「貼り付け」か Ctrl + V で貼り付けます。
・貼り付け操作を行ったときのマウスの位置が、貼り付けられた枠の左上になります。
・枠を選択した状態で、「基本パネル」の「削除」ボタンを押すか、Delete キーを押すと削除できます。
・複数の枠を選択して削除することもできます。